希望条件の設定のコツを掴み、
物件オファーのマッチング精度を高めよう!

困った! アンマッチな物件オファーが送られてくるんです

愛媛県のオフィスに到着し、ミーティングルームに通されたさとしさんは、広瀬さんとにこやかに再会の挨拶を交わす。

お久しぶりです。広瀬さん、このたびは『インフォ二スタ』を導入いただき、本当にありがとうございました。その後、問題なくご活用いただいていますか?

と問いかけるが、あれだけ『インフォ二スタ』の導入に熱意を燃やしていた広瀬さんは、実際に導入を果たしたにもかかわらず、どこか浮かない顔。

さとしさん、本当に遠いところ、わざわざ…。

そう言って少し間をあけたのち、広瀬さんは、うつむき加減に続ける。

じ、実は…、『インフォ二スタ』を使い始めたはいいものの、なかなかうまくいかなくって…。

それは…、どのようなところでお困りでしょうか?

はい…。不動産会社からのオファーはちゃんと届くのですが、当社のニーズとは、微妙なところが合ってないっていうか…、時には全然ピンとこない物件情報も届いちゃうんです。

なるほど。それは、希望条件の設定を見直してみる必要がありそうですね。

え…? 希望条件を見直す?

はい、そうです。ところで、希望条件の設定については、覚えていらっしゃいますか?

ええと…。

それでは、念のため復習しておきましょう(笑)。

【復習しよう!】

希望条件とは?

・物件オファーを受け取るために設定するもので、入会時にあなた自身が設定する出店条件のこと。
・【出店エリア(市区町村、駅)】【面積】【立地】【建物タイプ】など、複数項目の掛け合わせによって設定することができ、その条件自体も複数登録することが可能。

はい、そうでした…! たしかに、入会した時、希望する条件を入力しました! ちゃんと考えて設定したつもりなので、これで当社のニーズに合った『物件オファー』が届けられるものとばかり思っていたんですけど…。

でも、なぜか的外れな『物件オファー』が送られてきてしまう、ということですね。では、どうしてそうなってしまったのか、具体的に見ていきましょう。

大切なのは、定期的に希望条件の設定を見直すこと

では、広瀬さん、”自社の希望”と”物件オファー”のアンマッチについて、具体的に教えてもらえますか?

はい、ええと…、東京進出を考えている当社は、23区内で新しく居酒屋が開店できる店舗を探したいと思っているのですが…。

はい。

今はテイクアウトの需要も増えてきているので、車で立ち寄れるロードサイドの物件がいいな、なんて。でも、届けられる『物件オファー』は、渋谷や新宿などの細い通り沿いにある小さなビルに入った物件ばかりなんですよね…。

なるほど。ちなみに、入会当時から希望は変わりないですか?

あ…、いえ。最初は、都心部の人通りの多い道沿いの1階部分に出店したいなと思っていました。でも、繰り返しになるのですが、今はテイクアウトの需要も増えてきていることですし、車での利用も見越して、都心部ではなく、23区内でも比較的郊外に近いエリアで出店するのがいいかなって思い直したんです。

希望条件が入会時から変わった、ということですね。そこで、質問です。希望条件が変わった時点で、以前に登録していた条件を、新しいものに更新されましたか?

あ…! いえ…、更新してないです…。

原因は、それですね。

さとしさん、希望条件設定のタイミングを教える

物件の希望条件を設定するタイミングには、大きく分けて2つあります。

(1)インフォニスタ入会時

入会したての場合、まずはどんな物件がオファーされるのか全体的に見てみたい、という人も多いと思います。そのような場合は、希望条件を広めに設定して、オファーされる物件情報を俯瞰的に眺めてみることをオススメしています。
オファーが届き始めて状況が見えてきたら、希望条件を見直してみるのも一手。希望条件は、いつでも変更できますから、気軽に見直しを図ってみて下さい。

(2)物件の希望条件が変わった時 ≒ アンマッチな物件オファーが届く時

これはまさに、広瀬さんのようなケースです。インフォニスタに入会した時と現在で、物件探しの希望条件に変化があって、今の自分(自社)のニーズにはマッチしない物件情報が送られてきてしまう、といったようなケースですね。
マッチしない物件に回答を送るのも、時間と労力の無駄なので、早急に希望条件を設定し直しましょう。

な、なるほど…。アンマッチな『物件オファー』が届いていたわけが良くわかりました。希望条件が変わっていたのに、条件設定を見直してなかったからなんですね!

その通りです。時と共に、外部環境も内部環境も変わってくるもの。ですので、その時々に応じて、希望条件はこまめに設定し直すことが大切、ということですね。

はい。その大切さ、痛感しました!

よかったです! それでは、あらためて広瀬さんの希望条件の変化を見てみましょう。

こうして整理してみると、ずいぶん変わっているんですね。無自覚でした…。これでは、アンマッチな『物件オファー』が届いてしまうのも当たり前だわ…。反省です。

項垂れて、反省の弁を述べる広瀬さんにさとしさんは、慰めるように言う。

そんなに落ち込まなくても大丈夫ですよ。今こうして、希望条件を適宜設定し直すことの大事さに気づけたんですから。広瀬さんは、ちゃんと前に進んめていますよ!

ありがとうございます!!(やっぱり優しっ…!)

覚えておきたい今回のポイント+α

自社の希望条件を定期的に見直し、
ニーズに合うものに設定し直すこと!

『インフォニスタ』では、条件を細かく設定すればするほど、マッチ度が高い物件情報を効率よく受け取ることができます。アンマッチな情報を排除することで、メールチェックの負担も減少。あなたの物件探しを、より効率化していきましょう。

[要チェック]
以下の項目に当てはまる方は、ぜひ希望条件の見直しを!

オファーされる物件数が多すぎて、正直、もうチェックしていない。

出店戦略が変わり、オファーされる物件のマッチ度が下がった。全然マッチしない物件に回答するのは億劫。

今期は出店を控えることになった。また出店を再開するかもしれないので退会はしたくないけれど、オファーを受け続けて【検討不可】の回答をし続けなければならないのは面倒。


今回の登場人物

さとしさん

インフォニスタ社員
さとしさん

インフォ二スタ営業部のマネージャー。42歳。物腰柔らかで常に冷静沈着だが、若手に負けず劣らず「インフォ二スタをもっと広めたい!」と考え、全国を飛び回る熱いところも。商業施設のリーシングをしていたこともあるので、店舗開発にも造形が深い。家に帰ると3児のパパ。

広瀬さん

「居酒屋 岩場」 店舗開発担当
広瀬さん

愛媛県を中心に展開してきた居酒屋チェーンの店舗開発担当。36歳。新卒入社後『居酒屋 岩場』の店長を務めていたが、1年ほど前から店舗開発担当になったのでまだまだ出店については経験が浅い。合理主義で仕事は効率的に進めたいと考えている。塩をつまみにお酒を呑めるタイプ。