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商圏バリア
【しょうけんばりあ】
2021年11月26日 更新
商圏バリアとは、お客様の来店を妨げてしまう要素、つまり商圏を歪める要素のこと。例えば、地図上の直線距離で見ると遠い訳ではないのに、坂道や線路があると来店するのが面倒に感じて、足が遠のき来店頻度が減ってしまう。商圏バリアには、以下のようなものが挙げられる。
①自然/人工の造形物…山、谷、川、橋、坂道、学校や工場などの大型施設
②道路状況…線路、駅、中央分離帯のある道路、車線の多い道路、渋滞の多い道路、道路から車で入りづらい立地(入口)など
ただし、稀に例外として、周りに競合店がないとか、専門性・希少性の高い店ならば、商圏バリアがあったとしてもさほど影響しないケースもある。
商圏バリアは地図上だけでは分からない場合が多いため、実勢商圏を定める上では現地に足を運び、バリアと成り得る要素を洗い出すことが重要となる。