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円商圏
【えんしょうけん】
2021年11月26日 更新
店舗戦略における売り上げ予測や顧客分布予測、販促エリアなどの検討材料として、商圏の設定は欠かせない。その際、自分の店舗を中心として半径の距離で示したものを円商圏という。
通常、中心からの距離や移動時間によって3つの基準に分けられる。
①第1次商圏(最寄品商圏)
ほぼ毎日来店する可能性のある範囲。徒歩10~15分程度
例:コンビニ、定食屋、ラーメン店、中華料理屋
②第2次商圏(中間品商圏)
週1~2回来店する可能性がある範囲。自転車10分~15分程
例:居酒屋、大型小売店、クリーニング店、ドラッグストア
③第3次商圏(専門品商圏)
1~3か月に数回程度来店する可能性がある範囲。自動車で30~40分程
例:高価格帯のレストラン、塾・教室、専門性の高い小売店
円商圏の他に、運転時間商圏、道路距離商圏、統計情報商圏など様々な設定の仕方がある。