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調査・マーケティング ― 人手不足問題の解決に向けて Vol. 5
ホテルの人手不足に関する実態調査(ホテルタイプ別)
公開日:2025年3月28日
INDEX

ホテルが抱える人手不足の実態を、タイプ別に把握
前回のコラムでは、ホテル業界全般における人手(ノンデスクワーカー)不足の実態についてレポートしました。今回は、さらにホテルを4つのタイプ(※)に分けて実態を深堀りします。
※ホテルの4つのタイプ
① 都心ビジネスホテル
② 郊外ビジネスホテル
③ シティ・フルサービスホテル
④ リゾートホテル
ホテルタイプ別の景況感
ホテル業界全体として需要が回復基調にあるなかで、都心部のビジネスホテルがより高い景況感を示しています(以下グラフ参照)。

ホテルタイプ別の人手不足の実態
人手不足と回答した割合が最も高いのはリゾートホテルで、約9割が「とても・やや不足」と回答しています(以下グラフ参照)。

その一方で、シティ・フルサービスとリゾートでは、「宴会・料飲サービス」の現場において人手不足感を強く抱いていることがわかります(以下グラフ参照)。

レポート本稿では、ホテルタイプ別に人手不足に対してどのような課題感を抱き、対策を講じている(講じようとしている)のか、アンケート結果を交えて詳細に述べられています。
ホテル業界関係者はもちろん、人手不足の課題を抱える方々にとっても、今後の動向を探る上での貴重な情報になるかと思います。より詳細な内容は、以下リンクよりご覧ください。
調査概要
調査実施:ザイマックス不動産総合研究所、早稲田大学建築学科石田航星研究室
調査期間:2024年11月20日~12月15日
調査対象:ザイマックス不動産総合研究所が保有するリストに基づく全国のホテル6,446施設
有効回答数:528件(回答率:8.2%)
調査地域:全国
調査方法:郵送・web回答による