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賃貸借関連の不動産用語
工事区分
【こうじくぶん】
2020年12月4日 更新
入居工事の際、
①誰が工事費を負担するのか
②誰が施工するのか
によって「A工事」「B工事」「C工事」のいずれかに分かれる。なお、ビルごとに工事区分の取り決めは異なる。
■A工事…①費用負担→オーナー ②施工→オーナーが指定した工事業者
物件の躯体に関わる工事。例:エレベーター、共有トイレ、共用廊下、外壁、屋上など
■B工事…①費用負担→テナント ②施工→オーナーが指定した工事業者
物件の設備に関わる増設工事。例:給排水、給排水、空調、照明、防水、防災など
※たとえ専有区画内の工事であっても、物件の重大な設備に関わる可能性がある工事の場合、ビルの安全性を保持するためにB工事区分に指定して、オーナーが選んだ工事業者が施工を請け負う。
■C工事…①費用負担→テナント ②施工→テナントが指定した工事業者
専有区画内の工事。例:インテリア、什器、照明器具、電話・LAN回線など