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事業形態関連の不動産用語
ロイヤリティ
【ろいやりてぃ】
2022年8月23日 更新
知的財産権(特許権、商標権、著作権など)を利用する際に、権利所有者に支払う対価。
※ロイヤリティの支払い方法には、以下のようなものがある。
(1)定額方式
毎月定額を支払う方法。売上が上がれば上がるほど利益を得られるが、売上不振でも、決まった金額を支払う必要がある。
(2)売上高比例方式(売上歩合方式)
売上に対して、決められた比率をかけた金額を支払う方法。加盟店のモチベーション向上のため、売上が上がるほどロイヤリティ比率が低く設定する本部もある。売上不振の時は、支払う金額も低くなるが、仕入れ等経費が多く、利益が少なくても減額されない。
(3)利益分配方式(粗利分配方式)
粗利益に対して、一定の比率をかけた金額を支払う方法。経費が多く利益が少ない場合、比較的負担が少なくなるが、本部と加盟店が利益を分け合うので、大きな利益は期待できない。
(4)営業規模比例方式
店舗面積や部屋数等の営業規模に応じた金額を支払う方式
(5)商品供給代替方式
本部から加盟店に供給する商品等の価格にロイヤリティが含まれている方式