やなぎグループ(本社:大阪府守口市)は、今年で設立50周年を迎える総合不動産会社。住宅仲介の分野では大阪府でも最古参の会社のひとつです。近年、事業用不動産の仲介を強化する中、日々の営業でインフォニスタを活用して頂いています。

インフォニスタのここがイイ!

  • 掲載後、全国のテナントから問い合わせが増加
  • あらゆる業種のテナントに効率的に営業できる
  • 今まで付き合いのなかったテナントとも知り合える

出店したいテナントだけに的を絞って営業できるのが良い

設立50周年おめでとうございます。

ありがとうございます。当社は、大阪府の住宅仲介業では最古参の会社のひとつなんですよ。
かつては同じ守口市内に本社のあった三洋電機様の社宅斡旋を一手に引き受けたりして、当時から住宅仲介を得意としていました。住宅仲介を数多くこなす事で、徐々に賃貸物件の管理も受託するようになり、今はおよそ200棟、2800戸の物件の管理しています。

住宅以外に店舗やオフィスなど事業用不動産も扱っていますね。

はい。今は社員32人のうち住宅管理部が約15人、事業用不動産は3名で対応しています。
エリアは近畿が中心ですが、大阪から東京までお客様を内見にお連れすることもあります。

昨年からインフォニスタを使っていただいていますが、一番のメリットはどんな所ですか?

物件を探す人と貸したい人とを、インターネット上で効率的にマッチングできるのが一番の利点ですね。

ありがとうございます。インフォニスタを使うまでは、どんな風にテナント営業していたんですか?

これまでは求人雑誌をめくりながらテレアポをしたり、DMを送ったりしていました。求人広告を出している=新規出店できる企業体力があるだろうと踏んだのですが、なかなか効果が出ませんでした。
入社以来ずっと住宅の仲介営業をしていたので、テナント営業のノウハウが何もなかったんです。

物件を探しているかどうかも分からない先にアプローチし続けるのは大変ですね。

その点、インフォニスタは店舗物件を探しているテナント企業だけが登録しているので、先方に情報を受けとってくれる姿勢が既にありますからね。
自分がまさにやろうとしていたマッチング営業を代わりにやってくれる頼もしい存在です。

マンパワーをかけていた営業が効率的にできるようになったわけですね。

はい。しかも、テナントは事前に希望条件を登録してくれているので、ピンポイントにアプローチできます。
例えるなら、今まではキャッチャーがいない所にボールをやみくもに投げていたのが、インフォニスタを使えばストライクかどうかは分からないけれど、ボールの先にキャッチャーがいるのは確実。だから、効率は段違いに良いですよね。

肝心の成約状況はいかがですか?

JR高槻駅前にあるショッピングモール内の店舗を、メガネスーパー様にご成約いただきました。その後もお付き合いが続いていて、「関西で案件がある時はまたお願いします」と頼りにしてくださっています。

インフォニスタがきっかけで知り合ったテナントだったんですね。

そうです。自分では発掘できないようなテナント企業さんと知り合うきっかけを作ってもらえたのがありがたい。これからも新規テナントさんとの出会いを期待して使い続けたいですね。

他社サービスと比べて、インフォニスタならではの特徴や違いは感じますか?

インフォニスタは全国で物件を探している大手企業がたくさん登録しているイメージがありますね。
全国規模で店舗物件を探す大手向きのサービス設計ですし、特に、東京本社で地方に出店したいテナントさんにとっては便利だと思います。

一般公開物件の掲載にも注力

物件オファーと一般公開、どう使い分けていますか?  

オファーの方は配信数を予め決めているので、単価が高い物件や決まりそうな物件を優先して配信しています。それ以外は一般公開になりますが、物件掲載数でトップになれるように頑張って掲載作業を進めていますよ!

たくさん物件を載せている=店舗に強い業者、とテナントにも思ってもらえますよね。

はい。「おたくの社名をよくインフォニスタで見るので」と言って直接ご来店いただいたテナント企業さんもいますし、インフォニスタを使い始めてから電話やメールの問合せも増えました。

直接電話で問い合わせが来る、ということは、サイトを通じず回答がくる場合もあるということですか?

はい。返答を頂けるのは嬉しいのですが、回答ボタンで返してもらえると助かります。突然、会社に電話を頂いても外出していることも多いし、担当者以外がお話を聞くと情報のロスがあるので困ってしまうんです。特にオファーメールの問合せは、ぜひとも回答ボタンでお願いしたいです。

掲載をきっかけに問合せが増加

インフォニスタがきっかけで問い合わせが増えたとお聞きして私たちも嬉しいかぎりです。

最近だと外食産業やドラッグストア、買取店、整骨院様などからの問い合わせが多いですね。

問い合わせを貰えると、どの業種の出店意欲が高いか傾向がつかめますね。

ええ。やっぱり元気な業種にハマりそうな物件を優先的に載せようという気にもなりますよ。

御社の売り上げ全体の中で、事業不動産はどれくらいの割合を占めますか?

今はリーシング全体のうち10~20%くらい。まだまだ伸びしろもありますし、今後も更にテナント営業を強化していくつもりです。

地方だと事業用不動産を扱うのを尻込みする不動産会社さんも多いですが、住宅よりも賃料単価が高い分、事業用不動産は一件決まると大きいですよね。不動産会社側にノウハウがなくても店舗開発担当の方が契約作業に精通しているので、物件とルートさえ作れれば契約できるという話も聞きます。

そういう面もあると思いますよ。極端に言えば、営業が下手でも物件が良ければ決まるし、口が上手くても物件がダメなら決まらない。店舗物件はテナント企業様のニーズに合った立地と物件内容が重要です。物件の仕入れが全てですかね。

本日は貴重なお話をありがとうございました。

こちらこそありがとうございました。

今回、取材に応じていただいた企業様

やなぎ建設株式会社

やなぎ建設株式会社

設立
昭和43年6月
本社所在地
大阪府守口市寺内町2丁目7番32号
事業内容
賃貸住宅の斡旋 、物件管理、入居者管理など
Webサイト
https://tenant-net.com/