貸店舗に強い不動産会社に出会うには？ おすすめの探し方を大公開！

貸店舗探しの鍵を握る、「良い不動産会社」との出会い

貸店舗物件を検討し、契約から入居に至るまで…、物件を探しているみなさんにとって欠かせない存在があります。それが、貸主と借主との橋渡し役である「不動産会社」です。

不動産会社と良い関係性を築くことができれば、おすすめ物件の紹介や貸店舗についてのアドバイスなど、様々なサポートを受けることが期待できます。

みなさんの店舗探しの成功の鍵を握るのは、「良い不動産会社」との出会いにあり！
そう言っても過言ではないほど、不動産会社との出会いは、貸店舗探しの成功を左右する大きなポイントになります。

「良い不動産会社」と出会うのは、難しい？

貸店舗物件を探しているみなさんにとって、
「良い不動産会社」＝「貸店舗物件に強い不動産会社」
ということになります。

不動産会社の大多数は、賃貸住宅や新築・中古住宅など、「住宅」を扱うことを主なサービスとしています。

一方、みなさんが探している不動産会社は、「住宅」ではなく、店舗物件などの「事業用不動産」に強い不動産会社です。

つまり、みなさんが出会いたいと願う「良い不動産会社」＝「貸店舗物件に強い不動産会社」は、それほど多くないということをまず理解しておく必要があるのです。

不動産会社選びに失敗しないために、押さえておきたい基礎知識

「良い不動産会社」と出会うのは決して簡単なことではない。そのことを理解してもらったところで、次は、「良い不動産会社」を選ぶための基礎知識を身につけていきましょう。

まず、ひと口に「店舗物件を扱う不動産会社」と言っても、種類があります。

(1)オーナー・デベロッパー

オーナーは貸店舗物件などの不動産の所有し、それを貸すことで利益を上げる不動産会社です。また、デベロッパーは土地や街の開発を行う不動産会社となります。具体的には、商業施設や大規模ビル内の貸店舗区画などを思い浮かべるといいでしょう。仲介会社経由で募集情報を入手するほか、商業施設ごとのホームページや現地の募集看板などでも情報入手ができる場合があります。

(2)管理・PM(プロパティマネジメント)会社

オーナーに代わって、主に不動産の管理・運営を行う不動産会社です。仲介会社経由で募集情報を入手するほか、各社のホームページや現地の募集看板などでも情報入手ができる場合もあります。

(3)仲介会社

賃貸物件の仲介をメインとした不動産会社の大手チェーンや、地域密着型の不動産会社です。

大手チェーンは物件取扱い数も多く、広域で貸店舗物件を探したい場合に最適です。他方、地域密着型の不動産会社は、街とともに長い年月を歩んできているので、取扱いエリアや取扱い物件数は限定的ですが、エリア内の物件情報、開店・閉店情報に明るい傾向にあります。

また、仲介会社には「客付け業者」と「元付け業者」がいることも知っておいてください。

不動産会社と出会う方法（その１）

以上、不動産会社の種類について説明してきましたが、「良い不動産会社」と出会うにはどうしたら良いのでしょうか。

みなさんの条件・ニーズが千差万別である以上、正解はひとつに絞れませんが、出店したいエリアに赴いて、街を歩き、気になる空きテナントの募集看板の情報などを頼りに不動産会社を実際に訪問するという方法があります。

この方法は、そのエリアに詳しい地域密着型の仲介会社などに出会えることで、解約が出たばかりの物件情報が入手できたりする可能性もありますが、非常に時間と手間がかかるのが難点です。特に出店を検討しているエリアが広範囲である場合は、尚更です。

【おすすめ】不動産会社と出会う方法（その２）

「良い不動産会社」との出会うには、実際に不動産会社に訪問していくが王道なわけですが、より効率的に貸店舗物件に強い不動産会社と出会う方法はないものか─？

そのひとつのおすすめの方法としてみなさんに紹介したいのが、インフォニスタの「不動産会員検索」の活用です。

上で紹介した不動産会社と出会う方法（その１）では、不動産会社の情報を一つひとつウェブで検索したり、不動産店舗に足を運んだりと時間的なコストがかかり過ぎるきらいがありました。

しかし、インフォニスタを活用すれば、おすすめの不動産会社を素早く一覧で確認することができます。

加えて、絞り込み検索機能（取扱い可能エリア、事業内容、取扱い物件数）」を使えば、より効率的に、みなさんのニーズにあった不動産会社を絞り込むことも可能です。

さらに、会員登録(登録費無料)をすれば、各不動産会社取扱い物件一覧も閲覧できるようになります。

このように、インフォニスタを活用すれば、圧倒的・効率的にお目当ての不動産会社と出会うことができるのです。

待ちの姿勢でなく、積極的に不動産会社とコミュニケーションをとっていこうという気持ちさえあれば、遠からず、「良い不動産会社」と出会えることと思います。自発的なアクションを重ねていきましょう。