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賃貸借関連の不動産用語
歩合賃料
【ぶあいちんりょう】
2021年11月26日 更新
歩合賃料とは、一般的にショッピングモールを含む商業施設で適用される賃料の回収方法。
賃貸住宅や賃貸オフィスの場合、毎月決まった額の賃料を支払うのが一般的だが、歩合賃料の場合は、テナントのその月の売り上げに一定の歩合率を掛けた額を支払う特徴がある。テナント側からすると、売り上げ額に合わせて賃料が増減するので、売り上げが悪かった月でも賃料負担が重くなりすぎないというメリットがある。
ただし、売り上げが0円だったとしても賃料が無料になるわけではない。契約時に「最低保証売上」を設定して、売り上げが極端に悪かった月でも、最低限の賃料をテナントから回収する契約が一般的。これにより、貸主側は売上の乱高下に左右されることなく、安定して施設運営をすることができる。