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調査・マーケティング ― 人手不足問題の解決に向けて Vol. 3
オフィスワーカー意識調査からみるノンデスクワークへの関心
公開日:2025年2月14日
INDEX
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人手不足問題の核心は、ノンデスクワーク
現在、各業界で叫ばれる人手不足問題の核心が「ノンデスクワーカー不足(※1)」にあることを過去のコラムでお伝えしてきました(※2)。
※1 「デスク」上ではなく、「現場」で行われる業務を主として担うワーカー。
※2 人手不足問題の解決に向けて(第2回)~ノンデスクワーカーはどれだけ不足するのか~
一方、デスクワークの一部業務がAIや自動化技術で代替されることによって、デスクワーカーのノンデスクワークへの人材流入が進んでいく未来が予想されています。
デスクワーカーの意識調査から見えてきた、「働き方」に対する新しい潮流
上記を踏まえ、本コラムでは全国のオフィスワーカー4,738人を対象に実施した、「ノンデスクワークへの就業に対する興味度やその理由、仕事の価値観などを問う調査(※3)」を取り上げます。
※3 大都市圏オフィスワーカー調査2024~ワーカーの働き方と価値観の変化を捉える~
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グラフから、デスクワーカーの約36.8%が将来的にノンデスクワークに興味を持っていることがわかります。
レポート本稿では、特に年代別の傾向に焦点を当て、各層のノンデスクワークへの興味関心の違い、仕事に対してどんな印象を持っているか調査結果の詳細をご確認いただけます。また、終身雇用・オフィスワーク信仰が薄れ、社会の変化に即してノンデスクワークを柔軟に検討するという、「働き方」への新しい価値観の兆しを読み解いています。
店舗や商業施設を運営管理される皆様にとって、将来の人材確保のヒントとなる内容となっておりますので、ぜひ以下よりご一読ください。
調査概要
調査期間:2024年10月
調査対象:
①スクリーニング調査…職業が「経営者・役員、会社員」の調査対象地域に住む20~69歳の男女を対象に実施
②本調査…スクリーニング調査で職業が「会社・団体の役員、会社員・団体職員」、職種が「管理的職業、専門的・技術的職業、事務的職業、営業職業」、在籍するオフィスが「首都圏(1都3県)、大阪市、名古屋市、福岡市」、住まいが「首都圏(1都3県)、岐阜県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、福岡県、佐賀県」、現在の主に働いている場所が「オフィス(事務所)、自宅」と回答した人
有効回答数:4,738人
※在籍するオフィスの所在地により割付している(首都圏:2,060人、大阪市:1,030人、名古屋市:515人、福岡市:515人、札幌市:309人、仙台市:309人)
調査地域:
首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)、岐阜県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、福岡県、佐賀県
調査方法:インターネット調査