- 不動産会社向け
インフォニスタ利用法 ― 不動産会社編 Vol. 5
物件登録の基礎、お伝えします!
【④配信先選択】
公開日:2021年8月25日
インフォニスタの若手社員・はるこが、今回のコラムで、不動産会社会員のみなさんにお伝えしたいことは、ずばり、募集情報を、“適切な範囲”で“適切な相手”にお届けする方法。
前回のVol.4募集方法設定に続き、今回は配信先選択についてお伝えします。
INDEX
物件に応じて
「配信先」を適切に選択できるようになろう!
配信先の選択:会員種別で絞り込もう
さて、ここにきて、はじめてオファー先のテナントを選んでいくことになります。…が、まず注意してほしいポイントがあるんです!
【注意しよう!】
「出店可能業種」の選択≠「オファー先テナント」の選択
物件登録の時に「出店可能業種」を選択してもらいましたが、それはあくまでも「業種」の選択であって、「オファー先のテナント」を選んだわけではありませんので、ご注意を!
こりゃ、注意が必要だね。気をつけるわ。
よろしくお願いします! それでは、いよいよ、オファー先の絞り込みに進んでいきましょう。まずは、『会員種別』の選択です。
会員種別??
はい、説明していきますね!
【説明しよう!】
テナント会員の3種類─、P・R・L会員とは
このように、P・R会員はオファー物件の受け取り&一般公開物件の検索をすることが出来ます。大手テナント様が多い印象ですね。
一方、L会員は、一般公開物件の検索のみできるテナント様です。個人事業主の方や、ピンポイントで物件を探している方が中心となります。
L会員はオファー先候補にはならないので、「こういった方にも物件をアピールしたい!」という場合は、ぜひ、一般公開もしてみてください!
なるほど。会員の種類によって、得られる情報が違うんだね。
その通りです。ですので、例えば、守秘性が非常に高い物件情報は、オファー物件を受け取れるP・R会員様だけに送るようにするなど、守秘性に応じてテナント会員種別を選択するようにしましょう!
ちなみに、テナント会員様の中には不動産関連業の方もいますが、あくまで自社店舗を探す目的で登録いただいています。仲介目的ではないのでご安心ください。
配信先の選択:業種で絞り込もう
物件登録時に『出店可能業種』として選択した業種が反映されているので、基本的に変更いただかなくてOKですが、念のため、再度、確認してみてください。
変更がある場合は、新たにチェックを入れたり外したりすればよいんだよね?
はい、おっしゃる通りです! そうして、業種選択が完了したら、『マッチング実行』をクリックしてください。
配信先の選択:オファー先の個別選択
すると、町場社長が登録している物件情報と、テナント会員様が登録している希望条件がマッチングされて、オファー先候補の屋号名・企業名がリストとして一覧表示されます。
おおー、こうして、テナント企業を個別に見て選ぶことができるんだね。
はい、これがインフォニスタの強みなんです! このリストには、あらかじめ送信対象として全てのテナントにチェックが入っていますので、オファーを送らないテナントがある場合は、適宜、チェックを外していきましょう。
ちなみに、オファー先から除外する必要がある時って、どんな場合?
あ、良いご質問ですね! ご説明します!
【説明しよう!】
オファー先候補の除外ポイントって?
次の3つのチェックポイントに該当するテナントは、オファー先から除外しましょう。
[1]現在、テナントとしてすでに入居している。
[2]すでに、物件情報を紹介している。
[3]個別にオファーしないと判断した企業※。
※NG業種は物件登録時に「出店可能業種」にて選別いただいているので、NG業種が除外された状態で候補先がリストアップされます。が、念のため、ここでもNG業種等が含まれていないか、もう一度チェックしておくことをオススメします。
広く募集したい場合は、特に業種制限を設けずに、多くのテナント様にオファーが届く状態にしておきましょう([1][2]を除外した上で、)。
明確にNG業種がある、個別に受け入れ対象外のテナント様がいる、といった場合は、[1]〜[3]を確認の上、除外しましょう。
ちなみに、除外したい具体的なテナント様がいる場合は、検索ボックス(検索したい文字を入力する窓。検索窓)で検索すると便利ですよ。
あと、オファー候補先は屋号ごとに表示されるので、検索時は企業名で検索した方が、企業単位で一括除外ができるので楽ちんですよ。
??
あ、すみません。わかりにくいですよね(笑)。それでは、具体的な例をお示ししますね。
【説明しよう!】
屋号ではなく、企業名で検索するメリットって?
例えば、A社という企業が、3つの屋号α、β、γで事業展開していたとします。そして、町場社長は、A社が持つその3つの屋号すべてをオファー対象から除外したいと考えていたとします。
その場合、屋号α、β、γをそれぞれ検索して、ひとつずつ除外していくのは、いかにも手間です。そこで、企業名であるA社で検索をかけてあげれば、屋号α、β、γが全部引っかかりますので、そこで一括して除外することができる、というわけです。
あ、なるほどね。例で話してもらって、よくわかったよ。
よかったです!
募集依頼
こうして、オファー先が確定しました。除外先のテナント様も含めて内容確認を済ませたら、さあ、『募集依頼』ボタンをクリックしましょう。
これで、晴れて、オファーの送信が完了したってことだね?
いいえ! 実は、この時点でオファーがテナント様に届いている訳ではないんです! 一度、インフォニスタ運営事務局にて配信作業を行う必要がありますので、配信は翌日になります※。
※詳細は、「ザイマックスインフォニスタ営業日カレンダー」をご確認ください。
今回の登場人物
インフォニスタ社員
はるこ
インフォニスタ入社3年目。25歳。若手ながら、インフォニスタの立ち上げに関わった。より多くの不動産会社さんに、素敵なテナント会員さんとの出会いが訪れるよう、東へ西へ、全国の不動産会社さんの元を訪ね歩いて、インフォニスタの活用法を伝えている。実は、最近ガンプラにハマっている。
タウン不動産
町場社長
住宅をメインに扱っている、都内の商店街にある不動産会社の社長。62歳。ITサービスには苦手意識を抱いていて、インフォニスタの会員になったものの、どう活用していいか分からず途方に暮れていた。