- 不動産会社向け
インフォニスタ利用法 ― 不動産会社編 Vol. 6
スグに実行可能!「反響管理」のポイント
公開日:2021年9月10日
物件オファーを送ったら、そのオファーに対して、“検討できます”、 “今回は検討できません”という、回答=反響が届きます。
その反響を確認する方法は、ずばり、以下の2つです。
・ご自身のメールボックスで確認する
・インフォ二スタサイトの管理ページで確認する
さて、みなさん、この2つの確認方法、使い分けられていますか?
反響メールってたくさん来るから、チェックするのが面倒くさいんだよなあ
管理ページ、つい確認し忘れちゃうんだよね…
そのようなお悩みを解消するには、2つのツールを上手に使い分けて、管理のルーティンを確立することです。
反響管理で大切なのは、何と言っても、テナント会員からの反響を見落とさないこと!
反響を見落としてしまったら、テナント会員とつながれる貴重な機会を失ってしまうことになるのですから。
─もったいない! そんなのもったいなさすぎるわ!!
今回も、インフォニスタの若手社員・はるこは燃えています。さあ、はること一緒に、“メリハリある反響管理のコツ”について、学んでいきましょう。
INDEX
テナントのからの反響を見逃さない、
上手な反響管理の方法を学ぼう!
反響通知は2種類─、メール&管理ページ
今日も、タウン不動産の町場社長のもとに足を運んでいる、はるこ。
挨拶もそこそこに、テナントさんとの繋がりをつくるためには、オファーの反響を見逃さないことが大切であることを伝え、その上で、社長に問いかける。
社長、その反響について、どうやって管理したらよいか、お困りなんじゃないですか?
ぎくり。実はそうなんだよね。オファーを出したはいいけど、通知のメールが多すぎてチェックしきれないし…
そうですよね。反響通知がたくさん来て、どうしよ〜、ってなっちゃうんですよね。わかります。でも、整理してみると、確認方法は案外シンプルなんですよ。
【説明しよう!】
リアルタイム確認はメール、一元管理は管理ページで
反響通知について整理すると…、以下の2種類の確認方法があります。
(1)メール通知
どのテナントさんからお返事が来ているか+検討結果(検討可/不可)が、リアルタイムで確認できます。ただし、テナント会員の担当者さんの連絡先までは、チェックできません。
(2)管理ページ
検討結果に加え、テナント会員の担当者さんの連絡先も確認できます。テナント会員に連絡を入れる場面もあるでしょうから、最終的には管理ページで内容を確認する必要があります。
オススメの反響管理方法
なるほど…。メールはリアルタイムで反響を知れるのは良いけど、通知のたびに確認しなきゃならないのは、やっぱり手間だなあ。通知に気づかなくて、見落としちゃいそうだし。
そうなんですよね。ですので、わたしは、次のような流れをオススメしています。
【はるこオススメ!反響把握のフロー】
社長のおっしゃる通り、リアルタイムで送られてくるメール通知を漏れなく確認することは、とても難しいことですよね。ですので、管理ページもしっかりと活用して、反響状況を一覧で把握することで、見落としのリスクを軽減していく、と。
たしかに、それは良い方法だね。でも、管理ページっては、どれくらいのペースで確認したら良いものだろう?
社長、すばらしい質問です! わたしのオススメは…
■オファーが実行された日~その翌日
午前、お昼、午後と、1日3回チェックするなど、多めに管理ページを確認するようにする。
■オファー翌日以降
ご自身でチェックする時間を決めて、その時間に管理ページを確認するようにする。
…という感じです。
なるほどなあ。オファーから日数が経っても※、やっぱり管理ページはちょいちょいチェックした方が良いんだね。
はい。オファーから少し経った後に回答をくださるテナント会員もいますので。例えば、『お昼休憩の後、13時から必ず管理ページを開く』とか、自分なりの“決め事”を作っておくと良いと思いますよ。いったんルーティンが確立されれば、あとはもう習慣みたいなもので、管理ページを開くのも苦じゃなくなるんじゃないかな、って。
※オファースケジュールについては、こちらをチェック
メール管理を省力化するワザ、お教えします!
ところで、さっき、反響メールがたくさん送られてくるから管理が大変!って話が出ましたよね。
うん。どうしても通知の見落としが起こる、って。
そうですよね。それでは、通知メールを効率的に管理するワザもお伝えしますね。方法は2つです。
① ご自身で受信メールにフィルタをかける(検討可、検討不可、その他で回答を分ける)。
② 検討可の反響メールのみ、ご自身のメールボックスに届くようにする。
①はちょっと面倒だなあ。②にしたいけれど…
①は社長ご自身のメーラー(メールソフト)の中で設定できますが、②は、インフォニスタサイト内で設定することになります。社長がおっしゃる通り、『検討可』のメールだけが届く②の方が都合良いと思いますので、これを機会に、②の設定方法をチェックしてみてください!
【説明しよう!】
インフォ二スタサイト内でのメール通知設定について
上のページでは、物件ごとに、募集窓口のメール受信設定を変更することが可能です。
「このメールアドレスへの通知設定」のチェックボックスをお好みに合わせて変更することで、「検討可、その他、問い合せ」の回答のみを受信するように設定し直すことができます。
※物件登録時に「窓口担当者名(問合せ窓口)」を記入したと思いますが、こちらの画面でもその情報が引き継がれ、物件登録を行ったアカウント名がそのまま入力されています。物件登録者と問い合わせ担当者を別の人(別のアカウント)にしたい場合は、このページで変更してください。
なるほど! チェックボックスのチェックを替えるだけか。カンタンだね。こうすれば、本来は優先度が低い『検討不可』の反響メールの通知に気を揉まされることもなくなるわけだ。
はい。反響管理を省力化して、テナントさんとのコミュニケーションの方にこそ、“時間”も“労力”も、そして、“意識”も傾けていけたらよいですよね! それらはすべて、大切で有限な資産ですから。
おや、はるこさん、まだ若いのに、随分と老成したことを言うね(笑)。
あはは〜、会社の先輩の請け売りです(笑)。
でも、本当にその通りだ。今日も勉強になったよ。どうもありがとう。
今回の登場人物
インフォニスタ社員
はるこ
インフォニスタ入社3年目。25歳。若手ながら、インフォニスタの立ち上げに関わった。より多くの不動産会社さんに、素敵なテナント会員さんとの出会いが訪れるよう、東へ西へ、全国の不動産会社さんの元を訪ね歩いて、インフォニスタの活用法を伝えている。実は、最近ガンプラにハマっている。
タウン不動産
町場社長
住宅をメインに扱っている、都内の商店街にある不動産会社の社長。62歳。ITサービスには苦手意識を抱いていて、インフォニスタの会員になったものの、どう活用していいか分からず途方に暮れていた。