- 不動産会社向け
インフォニスタ利用法 ― 不動産会社編 Vol. 11
【応用編】『一般公開』と『不動産会員検索』をフル活用して、テナント会員へアピールしよう!
公開日:2022年3月16日
テナントさんが、どうやってインフォニスタで物件を探しているかご存知でしょうか。
まず、みなさんが送っている『オファー』。この『オファー』によって、テナントさんは物件情報に触れています。
みなさん自身が『オファー』を送信する立場ですので、このことは想像しやすいと思います。
では、『一般公開物件検索(以下、一般公開)』と『不動産会社会員検索(以下、不動産会員検索)』については、いかがでしょう?
実は、『オファー』を受け取る以外にも、テナントさんは、その2つの方法で、自ら物件を探しているんです。
『一般公開』と『不動産会員検索』の掲載情報を充実させて、
より効果的に、テナントにアピールしよう!
あなどるなかれ! 『一般公開』&『不動産会員検索』
そっか…、テナントさんは『一般公開』と『不動産会員検索』を使っているんですね。
『SCファシリティーズ』の設楽さんは、はるこの説明を、そのまま、おうむ返しにする。
はい、そうなんです!
ふうん。
『一般公開』と『不動産会員検索』を理解することの重要性を伝えようと意気込んでいたはるこは、設楽さんの気の抜けたような返事を聞いて、カクっとつんのめりそうになった。
ふうん、じゃないですよ、設楽さん! 『一般公開』と『不動産会員検索』って、とっても大事なんです。ちゃんと使いこなせれば、物件の強力なアピール手段になるんですから!
わわ…、すみません。
【説明しよう!】
『一般公開』と『不動産会員検索』、どうして大事?
みなさんは、『オファー』機能を使って、希望条件がマッチしたテナント会員さんに、物件情報をお届けしていると思います。
これは、言わば、こちらから“手紙”を差し出すようなもの。“能動的”な物件アピールです。
一方、『一般公開』と『不動産会員検索』は、掲示板に“ポスター”を貼り出すようなものです。門戸を広げて、見てくれた人から問い合わせが来るのを待つ、といったスタイル。つまり、“受動的”な物件(会社)アピールですね。
『オファー』だけだと、“手紙”を送った範囲内でしかリアクションは期待できません。
でも、そこに『一般公開』と『不動産会員検索』を組み合わせれば、全国のテナントさんの目に触れる機会は確実に増えますし、その結果として、ターゲットだとは思っていなかった(マッチングから漏れた)意外なテナントさんから、お問い合わせを頂けることだって…!
ね、『一般公開』と『不動産会員検索』、大事でしょう?
なるほど…、それは、大事ですね!
わかってもらえて、嬉しいです! では、これから、『一般公開』と『不動産会員検索』、それぞれについて解説していきますね。
出店意欲が高いテナントが探しにくる『一般公開』
まず、『一般公開』について。前提として、この一般公開物件を探しにくるテナントさんは、出店意欲が高い傾向にあります。
なるほど。自分で積極的に探しにきているんですもんね。たしかに、出店意欲は高そう。でも…
はい。
でも、ぼくがテナントの立場だったら、出来るだけ出回っていない物件情報が欲しいから、ポータルサイトに掲載されている公開物件には、あまり期待しないと思うんだけどなあ。
そうですね。店舗開発担当の方からそういった声を何度も耳にしたことがあります。でも、一般公開物件といっても、『インフォニスタ』に掲載されているのは事業用物件だけなので、そこに魅力に感じている店舗開発担当の方は、多いんです!
そっか。事業用物件を専門に集めているのは、たしかに魅力的かも。
そうなんです。『オファー』で設定していた希望条件とはアンマッチでも、『良い物件があれば出店したい』と、公開物件を検索しているテナント会員さんも結構多いんですよ。
なるほど。ぼくが店舗開発の担当者だとしても、そうするかも
ですよね。物件を見つけてもらう機会を増やすためにも、是非、『一般公開』を上手に利用してみてください。
【説明しよう!】
『一般公開』からの成約も出ているんです
この円グラフをご覧ください。
『一般公開』からの問い合わせの2/3は、R(レギュラー)会員から。残りの1/3は、L(ライト)会員からの問い合わせです!
L会員は、『一般公開』の物件情報のみを閲覧できる会員さんです。そういう方には『オファー』を届けることはできないので、是非、『一般公開』の方にも、物件情報を掲載してみましょう。
『一般公開』からの成約も出ているので、活用しない手はありませんよ!
R会員、L会員の別については、以下の利用法をご参照ください。
『物件登録の基礎、お伝えします!【④配信先選択】』
テナント会員とのつながりのきっかけ『不動産会員検索』
それでは、次に『不動産会員検索』について、説明していきますね。
お願いします!
ちなみに、設楽さん、この『不動産会員検索』に、しっかりと会社情報を掲載していますか?
いや、実は…。そんなのあったっけ、といった体たらくでして…
大丈夫! 伸び代しかないですね(笑)
【説明しよう!】
『不動産会員検索』とは
テナントさんは、『一般公開』の物件掲載ページだけでなく、『不動産会員検索』からも、物件を検索することができるんです。
テナント会員さんが目にする『不動産会員検索』は、上の図のようなイメージです。
このように、それぞれの不動産会社の事業内容や取扱いエリア、取扱い物件(要ログイン)などを確認することができます。
店舗開発担当者は、地方で物件を探す際、まず、地場の不動産会社を訪問して、その中から店舗物件に強そうな会社を探すことから始める、と言います。
そんな風に、足と時間を使ってせっせとリサーチしていた情報を、『不動産会員検索』を活用すれば、パソコンやスマホで簡単に手に入れることができるんです。
なるほどな〜、それは便利ですね。
しかも、『不動産会員検索』から物件検索をしたテナントさんは、希望条件に合った物件情報を手にするとともに、それを扱う不動産会社さんとの繋がりも同時に得ることができます。
あ〜、たしかに。物件情報と、それを扱っている不動産会社がリンクしているんですもんね。物件や不動産会社の情報がほしいテナントさんにとっては、メリット大だ。
その通り! そのリンクしているということが、大切なポイントなんです。つまり、“不動産会社自体のアピール”と“物件のアピール”を同時にできるので、不動産会社からしてもメリット大だよ、と。
そっか。俄然大事なものに思えてきました!
その意気です! ぜひ、『不動産会員検索』の情報も充実させ、テナントさんにアピールしていきましょう!
今回の登場人物
インフォニスタ社員
はるこ
インフォニスタ入社3年目。25歳。若手ながら、インフォニスタの立ち上げに関わった。より多くの不動産会社さんに、素敵なテナント会員さんとの出会いが訪れるよう、東へ西へ、全国の不動産会社さんの元を訪ね歩いて、インフォニスタの活用法を伝えている。実は、最近ガンプラにハマっている。
SCファシリティーズ
設楽さん
一棟商業ビル、商業施設などを扱っている管理会社「SCファシリティーズ」に勤務。新卒から入社して7年目になり、店舗物件の扱いにはだいぶ慣れてきたと手応えを感じている。インフォニスタのサービスをフル活用しようと、意欲は満点。でも、ちょっとそそっかしいところもある。