- 不動産会社向け
インフォニスタ利用法 ― 不動産会社編 Vol. 2
物件登録の基礎、お伝えします!
【①基本情報】
公開日:2021年7月12日
「インフォニスタに会員登録してはみたけれど、今ひとつ活用しきれていない」という不動産会社の方に向けて、インフォニスタの若手女性社員・はるこが案内役となって、効果的な利用法を分かりやすく解説していく連載コラムです。
さて、今回も、はるこは、インフォニスタ会員のタウン不動産・町場社長の元に向かっています。とても大切なことを伝えるんだ、といった真剣な面持ち。というのも、はるこには、常々、「なんて、もったいない!」と思っていることがあったのです。
─“物件登録の基礎”が、会員のみなさんに、まだ十分に伝わっていないわ! 登録の基礎さえ身につけば、良いテナントと出会える可能性は、もっともっと広げられるというのに! なんて、もったいない!!
「基礎よ、何事もキソが大事なのよ!!」
元女子バスケ部だったはるこは、体育館のすみっこで、ダムダムダム…と、ドリブル練習に汗を流す、高校1年生の頃の自分のすがたを頭に思い浮かべながら、今日も不動産会社の会員さんの元へと足を急がすのでした。
物件登録の基礎を理解して、
登録の具体的なコツを掴んでいこう。
まずは、登録しなきゃはじまらない
町場社長、こんにちは!
そう言いながら、はるこが勢いよくエントランスをくぐったのは、都内のとある商店街に佇む「タウン不動産」。その元気すぎる挨拶に、年季の入った事務机の前でパソコンとにらめっこしていた男性は、かるくのけぞった。
お、おお…、は、はるこさんか。こんにちは。相変わらず、元気だね。
おかげさまで、元気です! 今日も、ご様子を伺いにまいりました。その後、良いテナントさんとの出会いについては、いかがでしょう?
うん、実はね…、物件登録の仕方がよくわからなくて。1物件だけ頑張って登録してはみたのだけど、うまくできなくてねえ
そうため息を漏らす町場社長に対して、はるこは力強く言う。
大丈夫ですよ、社長! 今日は、まさに、その“物件登録の基礎”をお伝えしに来たんですから
そして、パソコンに表示されている物件の一覧画面を指差しながら、はるこは続ける。
パソコンだからって、難しいことはないんです。ガンプラだって、慣れれば説明書なしに、ある程度は組み立てられますよね?
ガンプラ…? ああ、ガンプラね。うん、まあ、そうだ。何事も慣れだわな
はるこは、自分の趣味の話を唐突に持ち出しながら、さらに続ける。
まずは、登録しなきゃはじまりません。そのためにも、次の大きな流れを、まるっと把握してみましょう
【まるっと把握しよう!】
テナントに物件情報を届けるには…
【物件登録】と【オファー先選択】の2STEPをこなすだけで、テナントに物件情報を届けることができるんです。
なるほど、こう見ると、簡単に感じるなあ。でも、実際に画面を前にすると、どうも…
そうですよね。じゃあ、次は実際に画面を見ながら説明していきますね!
あなどるなかれ!物件名って意外と大事
たとえば、そうですね…。『赤坂ブルーマウンテンビル』という物件を、登録しようとしているとしますね
赤坂なのか青山なのか、わからんビルだねえ(笑)
あはは。で、そのビルの2階にある区画を登録する場合、『赤坂ブルーマウンテンビル 2F』みたいに、しっかりと階数も入力するのがポイントなんです
え、そうなのかい? 表示名が長くなると、嫌がらないものかな
いえいえ、むしろ逆です。階数は、テナントさんが物件を選ぶ際に、とても重要な判断基準になりますから。例えば、1階を積極的に探しているテナントさんがいた場合、『1F』と表示されている物件名が一覧の中にあれば、自然と、その物件に目がいきますよね
あ、なるほど
それに、『赤坂ブルーマウンテンビル』を1〜3階まで分けて募集するような場合でも、それぞれの物件名に階数を記載した方が、物件を管理する側・探す側の双方にとっても、わかりやすいですよね
うん、確かに。よくわかった。これからは、階数も入力するようにするよ!
出会いの瞬間が勝負!きれいな写真を登録しよう
ちなみに、物件の写真も、とっても大事です。テナントさんにとって、物件のTOP画像は、最初に目に飛び込んでくる第一印象そのもの。ですので、一番良い写真を選ぶようにしましょう
良い写真か…。カメラには、あまり自信がないんだよなあ
大丈夫ですよ。今はスマートフォンでも十分な画質で撮影できますから!
※上手く登録できない場合は、Q&Aも確認してみてください!
▶︎ 登録した写真が、インフォニスタサイト上で縦横が逆になってしまう
▶︎ 添付可能なファイル形式と容量について(ファイルサイズは10MBまでです!)
ストリートビューを上手に表示させよう
そして、『所在地情報の入力』に進むと、物件の住所の入力欄があります。ストリートビューを表示させるには、住所を入力した後に、『地図/駅情報を反映する』をクリックすればいいのですが、物件外観のストリートビューが、表示枠にきれいにおさまらないこともあります
背の高い物件とかは、全体が映らない、というわけだね
はい、そうなんです。そんな場合は、表示枠にストリートビューの物件がおさまるように、画面操作しましょう! 社長、ストリートビューの表示枠の中に、『+』と『-』のボタンがあるの、見えますか?
ん〜、あ、これか! 確かにあるね
その『+』『-』ボタンで、自由に拡大・縮小することができるんです。それに、表示位置がズレている場合も、画像の中の『>』『<』をクリックすれば簡単に修正できちゃいます
はあ、なるほど。やっぱり、そこまで、ちゃんと調整した方が良いもんかねえ?
はい、明らかに見栄えはよくなります。このストリートビューの表示、できていない方が結構多いんです。表示すべきでない物件の内部が、まる映りになってたり。少し拡大・縮小や位置を修正してあげるだけで、ずいぶんと印象はよくなるんですけど
そうか…、そういった細やかさも大事なんだね
見る人に与える画像の一瞬の印象って、侮れないものなんです。ちなみに、どう調整しても外観が表示枠にきれいにおさまらない場合は、『ストリートビューを表示しない』にチェックを入れて、いっそのこと非表示にしちゃう、というのも一手です
ありがとう、よくわかったよ
今回の登場人物
インフォニスタ社員
はるこ
インフォニスタ入社3年目。25歳。若手ながら、インフォニスタの立ち上げに関わった。より多くの不動産会社さんに、素敵なテナント会員さんとの出会いが訪れるよう、東へ西へ、全国の不動産会社さんの元を訪ね歩いて、インフォニスタの活用法を伝えている。実は、最近ガンプラにハマっている。
タウン不動産
町場社長
住宅をメインに扱っている、都内の商店街にある不動産会社の社長。62歳。ITサービスには苦手意識を抱いていて、インフォニスタの会員になったものの、どう活用していいか分からず途方に暮れていた。