物件に応じて、「募集方法」を
適切に選択できるようになろう!

今回のテーマは、適切に募集する方法

町場社長が出してくれたお茶で喉を潤すとすぐに、はるこは言う。

前回、物件の『基本情報』と『詳細情報』の登録の仕方についてお伝えしましたが、その登録した物件情報を“適切に募集する方法”を、まだ伝えられていませんでした。

…適切に募集する方法?

はい。登録した物件情報を、ターゲットのテナントにちゃんと届けるために、やるべきことがあるんです。それが、次の3つのアクションです。

  ① 募集方法の設定(どういう方法で募集するか)
  ② 配信先の選択(どういった相手に届けるか)
  ③ 募集依頼(インフォニスタ運営事務局に募集実行を依頼する)

この3点を適切に実行できるノウハウを、お伝えできればなって思っています! ちなみに、動画マニュアルもありますから、こちらもチェックしてみてくださいね。

募集方法の設定

今回は、『募集方法の設定』です! まずは、画面をご覧ください。チェックを入れるところ、2つあるのは見えますか?

そう言って、はるこは、パソコンの画面を町場社長に見せる。町場社長はメガネを上下にずらしながら、画面に向かって前屈みになる。

どれどれ。うん、あるね。『オファー』と『一般公開』か

はい、そうですね。ここで、チェックを入れて募集方法を選んでいきます。その際に、少し注意点がありますので、詳しく説明しますね


【説明しよう!】
ポイントは、守秘性と物件のフェーズに応じた使い分け

オファーと一般公開で計3パターンの募集方法が設定できます。

(1)オファー + 一般公開
(2)オファーのみ
(3)一般公開のみ

さて、オファー機能と一般公開機能の両方を使える会員様は、この3種類全ての募集方法を選択することができますが、どう使い分けたらいいのでしょう?

ポイントは、a.守秘性とb.物件のフェーズに応じた使い分けです。

a.守秘性に応じた使い分け

インフォニスタ利用法 Vol. 1でもお伝えした通り、

・広く募集したい場合=(1)オファー + 一般公開
・守秘性が高く表に出せない物件の場合=(2)オファーのみ

を選択しましょう。(1)で設定いただくケースが多いようです。

b.物件のフェーズに応じた使い分け

例えば、最初はあまり公に出したくないな、という物件があったとします。そのような場合は…、

・まずは(2)オファーのみ
・少し時間をおいてから一般公開にもチェックを入れて、(1)オファー + 一般公開で募集

といったように、物件のフェーズ(時と状況の変化)によって、(1)〜(3)を使い分けるというのもアリです。オファー中の物件であれば一般公開にチェックを入れるだけなので、簡単ですよ!


なるほどね。よくわかったわ!

よかったです! ちなみに、この画面の右端に『プレビュー』というボタンがあります

オファー物件と公開物件のプレビューは、ここから確認することができますよ

お、ここで見られるんだ? テナントからはどう見えていたのか気になっていたんだよね

テナントの目にどう映っているかの確認は、とても大事なことですよね! ぜひ、このプレビューも活用してみてください!

「一般公開」を選択した際の注意点

あと『一般公開』で物件情報を掲載した際に注意すべきポイントをひとつ

お、なんだろう

『一般公開』には公開終了日があり、それを過ぎてしまうと、物件の掲載は終了してしまいます。そして、再びその物件で一般公開したい場合は、改めて募集依頼をかける必要が出てきてしまうんです

なるほど。手間だし、再掲載までの時間的なロスももったいないね

そうなんです。この面倒を避けるためにも、事前に『公開終了日の変更』を行うようにしましょう! 掲載終了の1週間前に届く通知メールから、簡単に終了日を延長することができますので

延長方法詳細は、こちらをご確認ください

手軽だし、これなら簡単にできそうだわ。『募集方法』の選択についても大体理解できたと思うよ

よかったです。ちなみに、先日ご入会いただいたテナント会員様の中には、コロナ禍で現在は出店を控えているけれど、先を見据えて物件探しは継続している、なんて方もいらっしゃいました。テナント企業の動向を見ながら、『募集方法』の選択をしていくことの大切さを改めて感じました。

そうだね。今日も勉強になったよ。ありがとう


今回の登場人物

はるこ

インフォニスタ社員
はるこ

インフォニスタ入社3年目。25歳。若手ながら、インフォニスタの立ち上げに関わった。より多くの不動産会社さんに、素敵なテナント会員さんとの出会いが訪れるよう、東へ西へ、全国の不動産会社さんの元を訪ね歩いて、インフォニスタの活用法を伝えている。実は、最近ガンプラにハマっている。

町場社長

タウン不動産
町場社長

住宅をメインに扱っている、都内の商店街にある不動産会社の社長。62歳。ITサービスには苦手意識を抱いていて、インフォニスタの会員になったものの、どう活用していいか分からず途方に暮れていた。