全国の不動産会社と効率的にやり取りできます

世界中で4,800以上の店舗網を広げるエニタイムフィットネス。年中無休24時間営業という日本では馴染みのなかったスタイルのジムですが、いまや国内1,000店舗に迫る勢いで急拡大しています。今回は、全国で店舗開発に携わっている、同社の店舗開発部工藤様にインフォニスタの活用法を伺いました。

会員さまと一緒につくる「安心」「安全」なジム

コロナ禍で新規入会者や退会者数に影響はありましたか？

影響はゼロではありませんが、飲食業と比べればまだ先を見据えて出店ができている状況ですね。
地域差はあるものの、フィットネス業界の中では退会者は少ない方だと思います。主な客層がコロナ禍でもトレーニングに熱心な20～40代の男性が多いのと、閉鎖空間であるスタジオやプールを持たない“マシン特化型ジム”なのが理由だと考えています。また、エニタイムフィットネスではもともとマシン使用後には会員さま自らが清掃することをお願いしており、一緒に「安心」「安全」なジムをつくる、というモラルとマナーによるところも大きいと思います。

全国の不動産会社と効率的に連絡が取れる

インフォニスタの使い勝手はいかがですか？

WEBサイトがブラッシュアップされていて使いやすいですよ。ニーズに合う情報がもらえるので、使い始めてまだ1年ですが、既に4～5社の不動産会社にこちらからコンタクトを取っており、案件が進んでいます。

昨年12月のサイトリニューアルで不動産会社検索機能ができました。得意エリアや取り扱い件数が一覧で見られるので、新規エリアで業者探しをする時に使っていただけたらと思います。

さっそく使っていますよ。知らない不動産会社でも物件がよければ回答してリレーションができた所がいくつもあります。今も大阪、群馬、山梨の物件で商談が進んでいるところです。

これまで新規出店エリアではどうやって物件を探していましたか？

私の場合、全国で出店に携わっていたので、各地で不動産会社とリレーションが既にあるのですが、とはいえ、例えば、秋田県で探したいと思ったら「秋田　貸店舗」と検索して、地道に電話問い合わせすることもありました。でも、インフォニスタを使い始めてからは全国の不動産会社情報が集約されているので、付き合いのなかった会社とも連絡が取れるようになりました。

今年は更に出店強化、全国１８０出店を目標

今後の出店計画は？

2021年度は150～180店舗出店を目標にしています。

いよいよ国内1,000店舗に手が届きそうですね。

ありがとうございます。私たちのミッションは、「ヘルシアプレイスをすべての人々へ！」。昨年から再開した、FCオーナー様の新規加盟説明会への反響も大きくて、注目度の高さを実感しました。コロナ禍で色々な捉え方はあると思いますが、弱気になって出店を控えるのではなく、強気で出店攻勢をかけていくつもりです。

注力エリアはありますか？

出店意欲が高いのはやはり人口の多い首都圏です。関東、近畿、福岡でしょうか。他には山陰地方等でも探しています。
あとは、感染者数の少ない地域は新規入会者数にも影響が少なく、かつ、競合の少ないエリアは狙い目だと思います。

ちなみに立地や賃料の希望は？

直近はロードサイドが良いですね。在宅勤務で人がいなくなったオフィス街や都心の店舗は時期をみながらかと。坪単価～１万円なら検討可能で、あとは物件の良し悪しで判断しますが、坪単価がそれ以上になると集客シュミレーション次第ですね。

FCの割合も多いんでしょうか。

現在、約890店舗のうち約8割はＦＣです。去年まではＦＣオーナー様自ら物件を探すケースが大半でしたが、1月から店舗開発フローの改善に取り組み、今後は全国のFC物件を本部から提供できる体制に変えていくので、今まで以上に本部でも物件情報を求めています。

物件を探す手段は何が一番多いですか？

不動産会社に声を掛ける以外だと、私はインフォニスタをメインで使っています。あとは店舗開発仲間から、共同出店しないか誘われるケースもありますね。

Face to Faceの会員交流に期待

非公開のオファーと公開検索と、2種類の使い方ができるようになりましたが、使い勝手はいかがですか。

自分が登録した条件に合致する物件は、全てオファーメールで届くと思っていましたが、そうじゃないんですよね。この前も、ニーズに合う物件が普通に一般公開されていたので、今後もそういう掘り出し物を期待して、オファーも公開物件検索も両方使っていこうと思っています。

最後に、インフォニスタに期待する事があればお聞かせください。

ほぼ満足していますが、空撮写真や交通量などのマーケットデータが一元化されてサイト上で見られたら、より早く検討判断できると思います。あとは、年に何度かでも会員同士の交流会があって顔が見える関係になればもっとやり取りが加速するかもしれませんね。

本日は貴重なお話をありがとうございました。

こちらこそありがとうございました。

今回、取材に応じていただいた企業様